2006年06月13日

WCのキャラクター化は断固反対!(便所キャラじゃないよ)

愛護精神や命の尊厳というレベルで考えれば、服を着せられてる犬を見て「酷いな」と心傷まずにはいられないのですが、私のテーマは「自然の恵みを貪らないこと」なので埒外です。
犬は人間の玩弄物として累代改良されてきた生き物ですから、着飾った犬を抱っこした飼主が、世間一般の常識的な感覚の持ち主から嘲笑されるのは、まあ自由です。暗い世の中ですしね。この程度の自分を的にしたブラックユーモアは大目に見ましょう。
但し、本来ペットではない生き物。それもWC(Wild Caught)個体が賑々しく着飾らされていたり、出来の悪い玩具みたいな造形樹木に登らされたり、あるいはカラフルな(しかも軽くて不安定な)樹脂製の網に渋々登らされたりしている姿はどうでしょう。
生き物を販売するショップや業者がよく言うことに「需要があるから売るんだ」というのがあります。確かにそれも一理あります。私だってペットショップに行くことはあるし、ここ何年かは買ったことがないものの、WC個体だって買ったことがあります。それどころか自分で捕まえたりもするし(^_^;)
ですが、上記したような○○○○○○専用グッズなるものは、飼育に絶対に必要なものなど一つもないのです。

具体的に言いましょう。
オカヤドカリ専用グッズ。つまりペイント貝殻や、登り木と称するプラ椰子や、ジャングルジムと称する妙なもの。「オカヤドカリの餌」とか「オカヤドカリの砂」などと、普通に買えば安く買える物を小袋詰めにして高値にし、かつ絶対量を不足させたものなど。
このどれ一つとっても、オカヤドカリを生かすのに役立つものはありません。オカヤドカリを多少なりとも飼育(流通過程でのキープは飼育とは言わない)したことのある人間なら、一瞬で「そりゃダメだろ」と脱力する様な粗悪品ばかりです。場合によっては容易に“オカヤドカリ殺傷道具”になり得る物さえあったりします。

解りやすく(?)言いましょう。
“本来あるはずのない需要”を無理矢理に喚起して、尚且つ“飼育とは無関係”な珍妙グッズと共に売り捌くというのは、嘲笑している場合ではないですよ。正しく自然の恵みへの冒涜です。貪る行為です。
多くのオカヤドカリ飼育者・愛好家は、一昨年来の狂乱を経験して、最早、この手の珍妙グッズなど笑ってスルーではあるのですが、グッズメーカーやグッズ屋さんは、笑われることなど屁とも思っていないのです。
例えば、子供連れの顧客が珍妙グッズに初めて接したとしましょう。ちょっと冷静に考えれば「なんじゃこりゃ?」な商品でも、子供にせがまれれば中々この珍妙キャラクターの誘惑には抗しがたいです。
あるいは、「ヤドカリ(ヤドたん)が流行ってるみたい♪」という頭の温い人が、ケバケバ飼育セットに突然遭遇したらどうでしょう。
この手の迂闊な消費を掘り起こすため、板の雰囲気など物ともせず未だに平気で“成り済まし”をやる業者もいます。
要するに、本来オカヤドカリを飼うつもりのなかった人を、無理に飼うように仕向け、その上で(偽の専門知識を頒布し)嘘の飼育方法・飼育グッズで、本来長生きするはずのオカヤドカリを早く死ぬように仕組む。
これが貪る行為でなくて何なのでしょう。あ、急に話が変わりますが。
古株のマリンアクアリストなら、誰でも経験があるでしょう。とにかく海水魚専用品というのは少なかったですよね。淡水魚用を流用したり改良したり、あるいはポンプなどは塩分による腐食の心配があるので、高くても淡・海兼用の物を無理して買ったり…。
数年前に、某映画とタイアップしたアクアメーカーが、手軽に海水魚を飼育できる「ニモ飼育セット」とか「海水魚専用飼育セット」を大々的に売り出した時は、本当に助かりましたよね…。
って、んな訳ないだろ!
あの専用セットで1ヶ月以上、海水魚を生かせた人って、買った人の何%ぐらいでしょうね。買った次の日に魚が浮いた人よりは遥かに少ないことは確かでしょうけど。
今思えば、あの狂乱ブーム、オカヤドカリの飼育者・愛好家にとっても対岸の火事ではなかったんですよね。

あなたは、どんな生き物が好きですか?
posted by プアマリナ at 16:57| 沖縄 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 2006年のT社・M社関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
プアマリナさん、おはようございます。
言われていることの一つ一つが、実感するようにわかります。必要なところに伝わりますように、と切に祈りたい思いです。
Posted by まお at 2006年06月14日 11:03
まおさん、ありがとうございます。
実は、まおさんのことだから曲解はされないだろうと思いつつも、“犬は人間の玩弄物”という表現で、まおさんを傷つけてしまうかも?と、内心気に病んでました。
無用な心配でした(^_^;)
私の毒のある文章の、真意を正確に理解してくださる、まおさんに感謝です。
Posted by プアマリナ at 2006年06月14日 11:46
プアマリナさんが気にされているところ、全く躓きませんでしたよ。文章って(言葉もですが)、必要なことを伝えるのに、その度合いによって、重点の置き方がちがいますよね。それがその人の”センス”ということだと思うのですが、プアマリナさんは時に直裁的だったり、別の時には真綿でくるんだり、ある時には他を寄せ付けない知で言い切ったり・・・いずれの時も、何を言いたいか、はすごくわかるように書いていらっしゃって、誤解なんかしませんよ。(笑)
Posted by まお at 2006年06月14日 12:35
お久しぶりです。
センス。。ない です。
動物を飼っていると色々な検査やなんかでお金がかかりますよね。フードやライト、、、色々気使っても。
家は、今日、子宮蓄膿症になった子が退院しました。夜間救急病院とかかりつけ二件で、¥128798円かかりました。
先月、犬や猿、げっ歯類、カメレオンなんか合わせると、ひーーーーーー。
春から働きだしたけど、全て動物の飼育費や病院代になってるような気がします。

夜間救急病院では、さまざまなドラマを見ました。おばぁさん 『年金暮らしなのでお金が払えない。安楽死してください。』
現実。
私も、いつか、そうなってしまうのかなぁ。

私は動物の飼育者に、生き物を擬人化しない、また、動物から持ち込まれる病気、また、その反対
を伝えたけど、センスがないのでうまく伝えれませんでした。動物法が改正されその事が一部もり混まれた事をよかったと思いますが、浸透するのは、どれぐらいかかるのでしょうか?
飼育者もペットショップも行政ももっとお勉強して頂たいです。


Posted by りょう at 2006年06月14日 21:47
まおさん、みんなが、まおさんみたいな方なら良かったのに(^_^;)
読解力と、相手を思い遣る気持ちと…。

りょうさん、ご無沙汰です。
食べる前に飲む!じゃなくて、飼う前に考える!で全て解決なんですよね。本来。
伝染病の可能性についてはともかく、金銭的・物理的・自分の技量で考えて、飼えるかどうか悩んでから飼って(あるいは諦めて)欲しいものです。どんな生き物でも。
大抵の生き物については、経験談ぐらいすぐ拾えるんですからねぇ。
もっとも、私も3年間も考えに考えた末に断念した生き物を、ひょんなことで飼うハメになっちゃって、会社サボってまで餌採取してるんで、偉そうなことは言えないのですが(TOT)
Posted by プアマリナ at 2006年06月15日 20:26
こんばんは!
皆さん今頃は、サッカー観戦してるかな〜。

伝染病は、難しいから、当たり前に触った後手を洗う。口移しで食べ物をあげない。など
大人が見本になり、抵抗力の少ない子供などに
教えれば良いと思います。

カメレオン
私、爬虫類は苦手なのです。
でも〜〜〜。
縁 あって家に来たので、出来るだけの知識や経験談、飼っている獣医師さんとかと相談できるよう心がけています。
今じぁ ゴキちぁん良い餌ですから〜〜〜。
だんだん、ど!変体いや変態化していく自分が
可愛く?思えます。
何年かぶりに顕微鏡出して来て夜な夜な怪しい
事してますから。解剖と違いますょ。
検便してます。
Posted by りょう at 2006年06月16日 23:55
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