
と言って、別に餌をおねだりしている“可愛いポーズ”というわけでもないのですよね。登ろうとしているのは「そこに壁があるからだ!」(ホントか?)
実際、登るでもなく、降りるでもなく、このイモリはしばらくこのポーズでボーッとしてました。ひょっとすると水が冷たすぎたのかもしれません。ヒーター着けてないので…。
飼育者としては、「お、腹の模様を撮るチャンス!」と喜んで撮ってますが、考えると少し気の毒なのかもm(_ _)m
天然下では、もちろんこの時期のニホンイモリは泥中などで冬眠しています。飼育下でも繁殖を狙うには強制的に冬眠させた方が良い様なのですが、我家では昨冬も冬眠させてないし、真冬でも普通にしてたし、今冬の厳寒でも餌喰いはむちゃくちゃ良いし、もともと判りづらい表情した生き物だし…。
ということで、普通に飼ってます。
爬虫綱の生き物なら、これだけ寒いと動けないし、たとえ餌を食べても消化できないはずなんだけど、両生綱の身体って、どうなってるんでしょう。って言うか、同じ両生綱でも、カエルだったら動けない様な気がするが…。
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プアマリナさん、あけましておめでとうございます(おっ遅い) 今年も何卒宜しく(^^
私の住む地方のイモリは、もっと赤い部分が大きく(細長いアメーバー状)不規則なマダラになっています。
小さな斑点と真ん中のラインの模様は見たことがありません。
面白いものですね。種の独自性をまざまざと感じさせられました。
同じ篠山種族でも、♂の腹模様はまたちょっと違うんですよ。
てとらさんのお住まいの近辺は、分布としては同じ篠山種族の棲息範囲内ですが、ひょっとすると広島種族が混棲している可能性はあるかもしれませんね。
同じ篠山種族でも、やはり棲む場所によって形質的な違いはあるでしょうし。遺伝子って、不思議で貴重ですね。